書斎曼荼羅〜本と闘う人々1 / 磯田和一

新潮文庫 本体1,600円+税

作家や翻訳家・大学教授といった、本と関わりの深い人々を取材し、その本と格闘する状況をイラストで紹介していく…という一冊。
読書が好きな人。読書だけしていたい人。
本に埋もれて暮らしたい人‥‥必見の書です。

しかも、登場するのは
大沢在昌・真保裕一・山田風太郎・花村萬月・阿刀田高といった錚々たる面々。
自分の興味のある作家がどんな環境で仕事をしているのか?
どんな本を読んでいるのか?どんな書斎を造っているのか?
どのくらい蔵書があるのか?本の処分はどうしているのか?
やっぱり書庫なんかもあるんだろうな‥‥などというミーハーな疑問に、わかり易い?(部屋の寸法等はかなり曖昧)イラストで答えてくれます。

本が商売の人たちだから、当然蔵書量も半端ではなく(何万冊というオーダー)
常に増え続けていく本や資料の収納と整理にあの手この手で対応している。
吹抜の天井まで届く高さの造り付書棚。
おなじみのスライド書棚。
床に敷きつめられた本。
窓を覆い尽くす本‥‥まさに格闘。“本と闘う人々”のタイトルどおり。

でも、そんな暮らしをしてみたいと思うひと。
読みきれないほどの本に囲まれて居たいと思うひと。
きっと僕だけではないと思う。

一日に一冊読んだとして、年間365冊。
十年で3,650冊。間違ってあと30年生きたとして10,950冊!
スゲー!10,000冊も読めるんだ。
それとも、たった10,000冊!
あなたはどっち?

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